BUTAの旅行記2009山陰 3日目

平成21年10月31日 日御碕~出雲大社


 3日目、旅行の最終日のメインは出雲大社です。
ここでお昼に割子そばを食べたいので、旅館から直行では早すぎると思いました。
そこで、先に日御碕灯台へ行くことにします。
古代歴史博物館も行ってみたいと思います。

日程
【3日目】
旅館8:00 → 9:00日御碕灯台9:20 → 9:40出雲大社・古代出雲歴史博物館11:15 → 11:25(昼食)12:25 → 12:45出雲市駅13:33 → 特急やくも20号 → 16:38岡山駅 → 新幹線 → 自宅



松江しんじ湖温泉なにわ一水


 明け方、隣の部屋の人の声で起きてしまいました。
まだ4時前です。
旅館の前が国道431号で、夜中でも車が走る音がよく聞こえました。
防音対策という点では今一歩の感じがしました。

 こちらの旅館の風呂は朝5時半からです。
風呂から出て、昨日と同じように外を散歩しました。
霧がかかっています。
なにわ一水の玄関は湖と反対側にありますが、ロビーから南側へ出るところがあるのでそこから出ました。
 とても霧が濃く、湖のようすはほとんど見えません。
国道を走る車も見えにくいぐらいです。
普段なら朝は蜆とりの漁船のようすが見られるということでしたが、今日は船が出ていないようです。

 湖の景色がこの旅館を選んだ一番の理由だったのに、霧のせいで見えないのなら玉造温泉の方にすればよかったと思いました。
サービスはよかったし決して悪い旅館ではないのですが、前日の三朝館が大満足だったのでこちらはちょっと見劣りがしたのは否めません。

 7時、食事どころで朝食。
こんなに霧が出たのは今シーズン初めてだと旅館の人が言っていました。
今日のこのあとの運転が心配です。
少し早めに出て安全運転することにします。


宍道湖畔


宍道湖の霧


なにわ一水・玄関

 8時出発。
まだ霧は晴れていません。


国道431号

 雲の中を走っていると言ってもいいぐらいです。
気をつけて安全運転で行かないと。
道路の左側は、本当なら宍道湖の景色がずっと続いているはずです。
 出雲市に入ってもしばらく霧が続いていましたが、出雲大社近くでようやく晴れてきました。
国道431号をずっと走っていると出雲大社に着きますが、先に日御碕灯台へ行くのでその前を通過します。


日御碕灯台

 9時、日御碕灯台到着。
ひのみさきと読みます。
整備された駐車場がありますが、この時間はまだ数台あるだけです。
土産物屋の間を抜け、少し歩くと白い灯台が見えてきました。

 灯台は高さ38.8m、石積みの灯台としては高さ東洋一を誇るそうです。


日御碕灯台付近

 灯台付近の海岸のようすです。
東尋坊のような岸壁と波しぶきが見られます。
柵がないところもあるので、のぞくとスリルがあります。
釣りをしている人が何人かいました。


日御碕灯台

 まぶしいくらい白いのは、塗装したばかりだからです。
残念ながら工事中で、灯台の中へ入ることができません。
仕方ないので出雲大社へ向かいます。


出雲大社駐車場

 9時40分、予定よりもだいぶ早く出雲大社に到着しました。
大きな駐車場がありますが、すでにたくさんの車が止まっています。
でもまだ場所はたくさんあいています。
 ダイコク様としてもおなじみの大国主命(オオクニヌシノミコト)を祀る出雲大社は、縁結びの神様として有名です。


出雲大社・神楽殿

 駐車場から神楽殿まではあっという間です。
 現在、平成の大遷宮が行われています。
本殿の造営や修理に伴って平成25年までの5年間、大国主の神様に仮の本殿となる仮殿に移っていただくことです。
本殿は大屋根が約60年ぶりに葺き替えられます。


神楽殿の大注連縄

 ただ、大注連縄(しめなわ)で有名な神楽殿は工事をしていません。
ここに10円玉を下から投げて、挟まるとよいことがおこるらしく、観光客はみんな投げていました。


修理中の本殿

 本殿の工事のようすが少しだけ見えます。
外からすっぽりとプレハブのような建物で覆われています。


出雲大社・仮本殿

 本殿の手前に借本殿がありました。
こちらでお参りすることができます。
注連縄は神楽殿のものよりも小さいです。


出雲大社・大鳥居

 駐車場からはすぐでしたが、本当はこの鳥居から来るべきです。
鳥居から本殿までならある程度の距離があります。
でも伊勢神宮ほどではありません。


古代出雲歴史博物館

 鳥居を出て左に曲がった方向に古代出雲歴史博物館があります。
何があるのかあまりよく知りませんが、入ってみることにしました。


古代出雲歴史博物館

 中はほとんど撮影禁止なのでパンフレットで紹介します。
 昔の出雲大社の大きな模型があります。
さらに銅鐸や銅剣がいくつもずらっと並んで展示されていて圧倒されます。
実物の銅鐸は初めて見ましたが、あれだけたくさんあるとは思いませんでした。


三色割子そば

 11時半前、ちょっと早いのですが遅くなると混むかもしれないと思いお昼にしました。
せっかくなので出雲そばにします。
出雲大社近くの店はどこも評判がイマイチのようですが、話のタネにここで食べることにします。
 駐車場のすぐ近くの八雲東店に入りましたが、1階はいっぱいで2階へまわされました。
写真のような状態のそばへつゆをかけて食べるところが、普通と違うところです。

 卵ととろろと揚げ玉で三色になっています。
ほんの少しの違いだとタカをくくっていましたが、これが意外と食感が違ってびっくりです。
 五色でもいけるぐらいの量ですが、あとでまた何かを食べればいいのでこれぐらいでいいです。
三段割子と三色割子でも違うので、気をつけてください。
 お土産を見てから12時半前出発。
この頃には駐車場に入る順番待ちの車が入り口にずらっと並んでいました。


八雲東店のメニュー


栗まんじゅう

 13時前、出雲市駅到着。
駅前で物産展をやっていました。
栗まんじゅうというものを売っていておいしそうだったので購入しました。
普通の栗まんじゅうではなく、鯛焼きや大判焼き、今川焼きに似ています。
調べてみると信州の栗福や恵那峡の栗ふくに似ているようです。
割ってみると栗の甘露煮が丸々一個入っています。
うまい。
栗が入っているだけ、鯛焼きよりも得した気分です。


特急やくも20号

 特急やくも20号のボディにあった、ゆったりやくものイラストです。
よく見ると首には曲玉がついています。


特急やくも20号車内

 座席は2つくっついた普通のタイプですが、ところどころひとつしか席がないところがあります。
まん前の席がそうでした。


宍道湖

 朝は霧で見られなかった宍道湖が車内から見えます。
朝の霧がウソのようです。

 この旅では宍道湖の景色があまり見られませんでしたが、それ以外は天気に恵まれました。
帰ってきた次の週は、日本中が一気に10℃ほど気温が下がり、松江では雹(ひょう)が降ったとニュースで聞いてびっくりしました。
大山の紅葉が満喫でき、松下奈緒にも会えるなど、いろいろラッキーでした。


レンタカー・デミオ1300 4WD

 米子市や松江市など一部の都市を除けば、鳥取も島根も全体的に信号が少なく、交通量も少なく、レンタカーで走りやすかったです。
 デミオ1300 4WDは約320kmを19Lで走り、燃費は16.8km/Lでした。


計画の段階で行きたかったけど
行けなかったところ

 【石見銀山】
 少し離れたところにあり、近くには他に何もないのでやめました。
機会があれば行きたいと思います。


BUTAの旅行記2009山陰トップ  山陰旅行2日目  山陰旅行3日目  BUTAの旅行記トップ
Copyright (C) 2001- おこづかい?お小遣い?DREAMCLUB all rights reserved.