BUTAの旅行記2016四国〔1日目〕しまなみ海道~道後温泉 |
||
計画の段階では北海道、特に道北へ行きたいと思っていました。 利尻や礼文でおいしいウニをたらふく食べて・・・。 ところが道後温泉本館が2017年には改修工事に入り、その後何年間かは利用できなくなるかもというニュースを聞きました。 それなら今年のうちに行っておかねば、というわけで急きょ計画変更です。 四国は何回か行ったことがありますが、松山や道後温泉はありません。 他にも行ったことがないところをいくつか回ることにしました。 往復は新幹線、四国を回るのはレンタカーということで、JRの駅レンタカーを利用することにしました。 セットで購入すると、新幹線の運賃が2割引き、特急料金が1割引きになります。 家族4人の往復分だとかなりの差額になり、レンタカーが格安で利用できる計算になります。 JRで高松まで行き、そこでレンタカーを借りるルートも考えましたが、しまなみ海道や淡路島もコースに入れたいと思い、レンタカーを乗り捨てる計画にしました。 乗り捨て料金もJRレンタカーは他社より比較的安いと思いました。 ただしみどりの窓口でこれらを説明してキップを購入すると、私の後ろに長蛇の列ができてしまうのはいつものこと。 もうちょっとなんとかならないかな、JRさん。 レンタカーだけネットで予約できるようになったのは進歩だけどね。 |
||
日程 【1日目】 出発 →(新幹線)→ 9:34福山駅(レンタカー)10:10 → しまなみ海道 → 11:00大山祇神社(昼食)13:00 → 14:40道の駅風和里15:10 → 15:45松山城17:00 → 17:30旅館 → 21:15道後温泉散策 → 22:30旅館 【2日目】 旅館8:30 → 道後温泉本館 → 9:45 旅館 10:00 →松山自動車道→ 12:15道の駅霧の森14:00 → 15:05大歩危16:00 → 18:00ホテル 【3日目】 ホテル8:30 →(徒歩)→ 8:40渦の道9:20 → 9:30大塚国際美術館15:00 → 大鳴門橋 → 16:20淡路SA16:40 → 17:50西明石駅(レンタカー返却) →(新幹線)→ 帰宅 |
||
松山市のふるさと優待クーポン |
旅行の準備のひとつとして、松山市に「ふるさと納税」をしました。 お礼の品以外にもうひとつ、「ふるさと優待クーポン」がもらえるからです。 松山城入城、ロープウェイ・リフト、道後温泉本館神の湯2階、坂の上の雲ミュージアムなどがそれぞれ2名無料になる優待券などがついています。 松山に旅行に行くなら、たいへん重宝します。 必ずゲットしておきましょう。 |
|
出発当日の台風情報 |
今年は珍しく台風が少なく、台風1号が発生したのは7月になってからでした。 ところがその後次々と発生し、旅行当日の天気はこのように、台風9号・10号・11号とトリプルでやってきています。 四国への台風直撃はなさそうですが、新幹線が朝ちゃんと動いてくれるかが心配でした。 それにしても、最初の計画通りに北海道旅行だったらどうなっていただろう・・・。 |
|
福山駅からちょっとだけ福山城 |
新幹線はダイヤ通りに運行してくれました。 福山駅には予定時刻に到着。 駅から福山城が見えるということでしたが、反対側のホームだったのでほとんど見えませんでした。 写真の右端にほんのちょっと白っぽく見えるものが福山城ですが、わかりますかねえ。 |
|
レンタカーはFIT |
福山駅でレンタカーを借りました。ホンダFITです。 予約時に車種を選べます。 大人4人なのでもう少し大きな車という考えもありますが、FITは室内が広くて全く不自由しません。 このクラスでは一番広いと思います。 このFIT、走行距離がまだ13,000kmほどで、レンタカーの中では新車と言ってもよいほど新しい物でした。ラッキーです。 |
|
レンタカーはFIT |
レンタカーを借りたら、まず最初に全方向から写真を撮っておくことをお勧めします。 返すときにへこみが・・・なんて言われないようにね。 この車は新しいので、へこみはありませんでした。 |
|
しまなみ海道 |
しばらく走らせると、ほどなくしまなみ海道へ。 本当は福山駅より尾道駅からの方が近いけど、新幹線ひかり号が止まらないので。 台風の被害に遭っている地域の人には申し訳ないほど、こちらはよい天気です。 |
|
しまなみ海道 |
小さな島がたくさん橋でつながっています。 自転車で渡っている人も何人か見ました。 平日なので交通量が少なく、とても走りやすいです。 |
|
道の駅御島 |
予定通り、11時すぎに道の駅御島(みしま)到着。 大山祇神社へは、ここへ駐車してOKです。 ついでにトイレも借りました。 |
|
お食事処 大漁 |
神社へ行く前にやっておかないといけないのは、お昼の予約です。 お食事処大漁での昼食を計画しました。 ここはTVで紹介されるほどの人気店。 開店は11時30分です。 |
|
予約順は28番目 |
お食事処大漁での昼食は、まず入り口にある紙に名前を書いて予約するところから始まります。 平日の11時15分ですでに28番目でした。 ここに名前を書いてから、神社へ参拝し、宝物館を見て戻ってくるとちょうどよい時間になるという計画です。 もしも戻るのが遅れても、来たところで入れてくれるらしいので安心して参拝できます。 「時間つぶしに参拝」という感じになってしまうので、ちょっと罰当たりな気もします。 |
|
大山祇神社 |
大山祇神社の正面入り口です。 お食事処大漁は、この真後ろ付近です。 神社の名前ですが、「おおやまずみ」ってなかなか読めませんよね。 神社の参道は、真ん中を歩かないように。 |
|
大山祇神社拝殿 |
大山祇神社の拝殿です。 かやぶき屋根の歴史がある建物で、重要文化財です。 山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から祀られてきました。 |
|
大山祇神社宝物館入り口 |
宝物館の中は撮影禁止です。 国宝や重要文化財の指定を受けた武具が、多数保存されています。 全国の8割がここにあると、パンフには書いてあります。 源頼朝や源義経が奉納した鎧、弁慶の薙刀などがありました。 保存状態は・・・えっ ここすきまがあるけどいいの?という箇所が、国宝館の方にありました。 |
|
大三島海事博物館 |
併設されている海事博物館です。 日露戦争の頃の軍艦の写真が飾ってありました。 石炭の大きな塊があちこちに飾ってありました。 それ以外はあまり印象に残っていません。 お食事処大漁からここまでで、ちょうど1時間でした。 |
|
お食事処大漁 |
そろそろ食事の順番かと思い、お食事処大漁に戻りましたがまだでした。 入り口でしばらく待たされます。 まだ13時前ですが、予約の紙はすでにいっぱいでもう名前を書けません。 後から来た人は残念ながらシャットアウトです。 13時少し前にやっと中へ入れました。 |
|
お食事処大漁の中 |
入場制限をしているので、中は混雑していません。 私たちは480円の海鮮丼と、580円のウニの軍艦巻きを注文しました。 海鮮丼はとてもリーズナブルです。 ウニの軍艦はやめればよかったかも。 魚の煮付けなどもたくさんあるけど、入り口に順番待ちをしている人がたくさんいると思うと、ゆっくりしていられません。 |
|
再びしまなみ海道 |
予定より少し早めに店を出て、再びしまなみ海道へ。 SAで車を止めてちょっと記念撮影と思っていたけど、間違えてそのまま出口へ。 今治ICで降りる方がよかったのに、今治北ICで降りてしまいました。 国道317号を行き玉川湖で休憩ということも考えましたが、実際は国道196号を海岸に沿って進みました。 |
|
道の駅 風和里 |
道を少し間違えたものの無事道の駅「風早の郷 風和里(ふわり)」に到着。 ここで休憩です。 ここでの目的は、もうひとつあります。 ふるさと納税でもらった「ふるさと優待クーポン」を使うことです。 何か特産品がもらえます。 日によってもらえる物が違うみたいで、イチゴ1パックだったり、味噌と醤油のセットだったりとクチコミには書かれていました。 レジのおばさんにクーポンを渡すと、電話で責任者?と何か話をしていて・・・。 |
|
もらった特産品はブドウ |
渡された物はブドウでした。 普通に店で売っている物です。 とりあえず重たい物でなくてよかったです。 正札を見ると、1000円もするんですね。 後でわかったのですが、藤稔(ふじみのり)というのはピオーネの交雑種で、粒が大きくて甘いのが特徴だそうです。 初めて食べました。 暑かったのでジェラートといっしょにその場で食べました。 ジェラートに負けないぐらい甘かったです。よい物をもらいました。 |
|
松山市内 |
休憩を終え、松山城を目指します。 松山市内は混んでいるものの、渋滞はありませんでした。 駐車場は喜与町駐車場(2時間410円)よりも、「フラワーパーキングお城下」(15分50円)がよいと思います。 料金が良心的でした。 |
|
ロープウェイとリフト |
お城までは結構な高さがあります。 ふもとから途中までは、ロープウェイかリフトで行きます。 左がロープウェイ右がリフトで、どちらも料金は同じです。 ロープウェイの方が速いのですが、待ち時間がないのはリフトの方です。 ここで、ふるさと納税でもらった「ふるさと優待クーポン」が使えました。 天守閣観覧とロープウェイ往復で1020円が2人分無料になります。 待ち時間の方が長いぐらいで、すぐにつきました。 |
|
松山城 |
ロープウェイを降りてからまだしばらく歩いて登ります。 お城の建物に入るまで、足の悪い老人を連れて15分ほどでした。 天守閣へのはしごは急ですが、上ってみました。 |
|
松山城からの景色 |
天守閣からの景色です。 瀬戸内海や、通ってきたしまなみ海道が見えます。 これだけ高い場所にあるお城なら、簡単に攻め込めないと思います。 そろそろ旅館に向かいます。 |
|
道後温泉ふなや到着 |
車へ戻り、17時30分頃旅館ふなやに到着。 入り口の前の道路は広くないので、曲がるところを間違えました。 その結果、道後温泉本館前を車で通り過ぎながら観光できました。 |
|
夏目漱石の碑 |
ふなや入り口の右側にはこんな句碑があります。 「はじめての ふなや泊りを しぐれけり 漱石」 歴史のある道後温泉の中でも、創業380余年の老舗旅館です。 夏目漱石、正岡子規、高浜虚子、昭和天皇など様々な有名人が泊まった旅館です。 |
|
旅館ふなやの部屋 |
予約した部屋は「人数に合わせたおまかせの部屋」というリーズナブルなコースです。 ところが通されてビックリ。 6階の見晴らしのよい部屋で、12畳+5畳+鏡台の間で、風呂付き。 コースの中で一番よい部屋でした。 |
|
ウェルカムフルーツ |
さらにサプライズで、メロンとドラゴンフルーツを中心にした豪華版のウエルカムフルーツが。 実は予約の時に、記念日の旅行と書いておいたのです。 それをお祝いしてくれました。 |
|
洗面所 |
ついでに部屋の様子をもう少し詳しく紹介します。 ここは洗面所。 洗うところは2カ所もあります。 この横には、使いませんでしたが内風呂が。 |
|
ポットと冷蔵庫 |
ポットにお湯と氷水がそれぞれ入っています。 下は冷蔵庫です。 |
|
鏡台と貴重品ボックス |
12畳と5畳の部屋の他に、鏡台の間がありました。 女性陣には好評です。 この鏡台の下には鍵付きの貴重品ボックスが5つもありました。 ひとり1個ずつ使えます。 そのうち1個は大きい物でした。 |
|
空気清浄機も |
12畳の部屋の隅には空気清浄機もありました。 部屋のにおいが気になることはありませんでしたが、一応つけておきました。 夕食までの間に大浴場へ行きました。 フロントの前を通って少し歩きますが、だいじょうぶです。 夏の暑い日でしたが、ちょうどよい湯加減で、いつまでも入っていられるぐらいでした。 露天風呂は申し訳程度ですが、全く問題ないと思います。 男湯と女湯は、夜と朝で入れ替えです。 男湯の方には、無料の電気マッサージ機がありました。 |
|
こんな豪華な部屋でフレンチフルコース |
お湯から上がって夕食です。ここでまたまたサプライズ。 お昼が海鮮丼なので、夕食はフレンチフルコースにしました。 ふなやさんでは1日1組フレンチ限定でクラブラウンジで食事ができるという情報があったので、ダメ元で備考欄に希望を書いておきました。その希望が叶いました。 川席料理のコースもいいなあと迷ったのですが、フレンチにしてよかったです。 この部屋は昭和天皇が泊まった部屋を移築して作ったそうです。 貴族になったような気分で、家族もみんな大満足でした。 とてもよい想い出になりました。 |
|
フレンチフルコースの前菜 |
前菜は高知産フルーツトマトのムースと内子産モッツァレラチーズのエスプーマです。 ふわふわな感じでした。デザート以外では食べたことのない食感です。 どんなお酒を頼んでよいかわかりませんでしたが、お世話をしてくれる係に相談しました。 そして最初は果実酒を頼み、その後白ワインを頼みました。 |
|
雉とフォアグラのパイ包み |
次は雉とフォアグラのパイ包みです。これもおしゃれですね。 |
|
メインの肉料理 |
この後も本日の冷製スープ舌平目の細切りフライ西条産絹かわなすの器に詰めて、リ・ド・ヴォーときのこのクリーム煮マルサラ酒風味、特選国産牛のプティフィレのステーキなど、食べたことがないものばかりでした。 |
|
フレンチフルコースのデザート |
デザートもこの種類の豊富さ。 満腹になりました。 最後にコーヒーが出て終了。 あっという間の2時間でした。 その後、テーブルを囲んで記念撮影もしました。 |
|
道後温泉本館前 |
腹ごなしに温泉街を散歩します。 時刻は21時30分。 道後温泉本館は22時まで。 今日は外から見るだけです。 周辺のお店もすでに閉店しているところもあります。 まだ開いている店もあるので、お土産を買いました。 |
|
坊ちゃんだんご |
職場の人たちへのお土産は坊ちゃんだんごにしました。 個包装されているので多人数に分けやすいです。 味はまあまあ、ちょっと甘いかな? でも松山や道後温泉という感じがよく出ているお土産だと思います。 |
|
道後温泉駅前の坊ちゃん列車 |
道後温泉駅の方へ歩いて行きました。 坊ちゃん列車が展示されています。 けっこう暗いので写真が撮りにくいです。 |
|
アーケード入り口 |
道後温泉駅と道後温泉本館をつなぐ商店街の入り口です。 平日のこの時間でも、観光客はたくさん歩いています。 それぞれの旅館の浴衣を着ている人が多いです。 ふなやの浴衣はフナの柄ですが、センスは悪くないと思います。 「あれはちょっと着たくないな」と思う浴衣もありました。 |
|
からくり時計 |
アーケードの右側に、からくり時計があります。 22時に最後の時を打つようなので、少し待ってみます。 すぐ横には足湯もありましたが、人がいっぱいでした。 |
|
からくり時計 |
22時になり、音楽が鳴り出しました。 文字盤が裏返しになり、前も横からも小さな人形が出て動きます。 一番下はお風呂に入っている人形たちでした。 そろそろ旅館に戻ります。 ふなやまで歩いて5分ぐらいです。 |
|
計画の段階で行きたかったけど 行けなかったところ |
【今治タオル博物館ICHIHIRO】 今治タオルの博物館なら行ってみたいと思いました。 でもよくよく調べると、今治にあるタオル博物館という意味で、「今治タオル」とは関係ないらしいとわかり、却下しました。 |
|
比較検討したホテル・旅館 | 道後温泉にはクチコミのよいホテルや旅館が目白押しです。 ふなやにしたのもかなり迷った末でした。 道後温泉 ふなや 道後一の老舗旅館。 390年の歴史と小川の流れる日本庭園、皇族の御常宿としての信頼感と心からのおもてなしをお約束します。 道後温泉 茶玻瑠 道後温泉徒歩1分の好立地。露天風呂からの眺めが自慢。 全館Wi-Fi対応。ここの「花小路カウンター席 メモリアルプラン」と最後まで迷いました。 各地から取り寄せた食材をお客の目の前で料理します。 道後温泉 道後舘 「人気温泉旅館☆5つ星の宿」「プロが選ぶ旅館100選」「2015年じゃらんオブザイヤー 中国・四国売れた宿大賞 100室未満の部 1位」。 建築家黒川紀章が設計の建物と厳選した地元の旬菜を使った和会席、溢れるおもてなしが自慢の宿です。 じゃらんならこちらから |
|
四国旅行2日目「新宮」へつづく BUTAの旅行記2016四国トップ BUTAの旅行記トップ Copyright (C) 2001- おこづかい?お小遣い?DREAMCLUB all rights reserved. |
||