BUTAの旅行記2019 道北

〔4日目〕利尻島観光~利尻空港~中部国際空港





日程
【4日目】
 ホテル9:00 → 9:20利尻町立博物館 → 10:00オタトマリ沼 → 10:30沼浦展望台 → 11:00野塚展望台 → 11:15姫沼 →
 12:35利尻空港 → (レンタカー返却) → 鴛泊フェリーターミナル14:35 → 16:25稚内フェリーターミナル → 稚内空港17:25 → 
 18:20新千歳空港乗り継ぎ20:10 → 21:55中部国際空港23:00 → 駐車場 → 自宅



ホテルの部屋から見た利尻山


 最終日の朝です。
やっぱり利尻山の山頂付近は雲で覆われています。
天気予報はよくありません。
日程的にはかなり余裕があるので、朝はゆっくりできます。
天気の様子を見て決めます。
今日は早朝散歩をあきらめました。
心配がもうひとつ。
利尻空港からの帰りの飛行機が、天候調査中になってしまったことです。


アイランドインリシリの朝食

 朝食もバイキングです。
自分の好きなものを持ってきました。
ウニ雑炊にイクラをこれでもかというほど入れたら、少ししょっぱくなってしまいました。
スクランブルエッグにもウニがのっています。
朝食も種類が多くて迷ってしまいます。
コーヒーもおいしかったです。


利尻町立博物館

 朝食前よりも雨がひどくなってきたので、出発を少し待っていました。
でも9:00になってしまったので、出発することにしました。
沓形港から利尻島を左回りにまわります。
 とりあえず屋根のあるところで小降りになるのを待ちたいと思い、利尻町立博物館へ。


利尻町立博物館

 他に誰もいなかったので、最初は休みかと思いました。
漁師の生活の様子を再現したジオラマや、トドの剥製、昆虫の標本などがありました。
大脱走や東京キッドなど、古い映画のポスターが何枚も展示されていました。


ホッケの剥製

 ホッケの剥製に目が留まりました。
ホッケは開きでしかお目にかかったことはないので、こんな形をしている姿は「初めまして」です。
今や漁獲高1位のホッケですが、元々北海道では漁は行われておらず、ニシン漁が衰退してからだそうです。


オタトマリ沼

 雨は強くなったり弱くなったりです。
10:00オタトマリ沼到着です。
ここも本当はきれいなんだろうなあと思いつつ、沼を見ている時間はほんの少しで、あとはお土産物屋へ直行です。
最終日とあって、家族は結構たくさん買いました。
私は新千歳空港で買えばいいやと思って、ここではあまり買いませんでした。


白い恋人の丘

 オタトマリ沼近くの白い恋人の丘です。
正式名称は沼浦展望台です。
ここから見た利尻山の景色が、お菓子の「白い恋人」の表紙の絵になっています。
観光バスはここまで来ることができず、入り口の駐車場で降りてカッパを着て歩いている人が何人もいました。
レンタカーならすぐ近くまで来られます。
天気が悪い日は、レンタカーの方が便利だと思いました。
ただ、景色はご覧の通りで残念です。


野塚展望台

 11:00野塚展望台到着。
展望台というと階段を何段も上るイメージがありますが、ここはほんの数段でした。
遠くにペシ岬が見えます。
鴛泊フェリーターミナルがあるあたりです。
あと少しで島を1周したことになります。


姫沼

 主要道路から少し利尻山側に細い道に入ります。
ここでは、カッパを着てサイクリングしている人を追い越しました。
もう一度言いますが、レンタカーじゃないと大変だと思います。
姫沼も残念ながらこんな景色でした。


利尻空港

 このあとフェリーターミナルの周辺でお昼を食べて・・、という計画でしたが、この天候では飛行機がちょっと心配です。
利尻空港まで行って、様子を確かめます。
お昼も食べずに、ここでしばらく様子を見ながら待つことにしました。
レンタカーは空港の駐車場にそのまま乗り捨ててよいことになっています。

 1時間ほどすると搭乗の手続きが始まりましたが、まだ「天候調査中」のままです。
いざというときすぐに動けるよう、私たちは手続きをせずもう少し待つことにします。



利尻空港

 新千歳空港からこちらへやってきた飛行機が、折り返しで新千歳まで戻ります。
ところがその飛行機が視界不良で利尻空港に着陸できず、稚内空港へ向かうことになってしまいました。
私たちが乗る便は欠航が決定しました。

 欠航が決まったのは、搭乗手続きをしようとカウンタに手荷物を預けるまさに直前だったのでびっくりです。
すぐにその場で変更手続きを行い、稚内から新千歳へ行く便に乗り換えることにしました。
空港に乗り捨てるはずのレンタカーで、鴛泊フェリーターミナルへ急ぎました。



まさかの鴛泊フェリーターミナル

 車の中からまごころレンタカーに電話をして、事情を伝えました。
フェリーターミナル前の店に車を返しました。
レンタカーじゃなかったら間に合わなかったでしょう。
空港乗り捨てやガソリン代込みというシステムは、後から考えるとラッキーでした。
手荷物を預ける最前列だったから、変更が間に合ったのかもしれません。

 予定にはないフェリー3回目で、稚内港を目指します。
こういう急いでいるときに、フェリーは約10分の遅延。
焦らせてくれます。



まさかの稚内ターミナルのタクシー乗り場

 稚内港から稚内空港まではタクシーです。
フェリーターミナルを出て正面にタクシー乗り場があるのはチェック済みです(笑)。
それにしても稚内空港までって、こんなに遠かったっけ?
信号が赤になるたびに、間に合うかなと焦らせてくれます。

 稚内空港に到着しました。
飛行機出発の30分前です。
間に合うか心配でしたが、手荷物を預けてやっと落ち着きました。


まさかの稚内空港

 さっき利尻空港で見かけた人が数名いました。
私たちよりも早く見切りをつけて稚内空港へ向かったご婦人もいました。
お互いに間に合ってよかったです。
でもほとんどの人はあきらめて、もう1泊するか他の交通手段にしたのではないかとも思いました。

 ふと疑問に思ったのは、先ほどのご婦人のように、欠航が決まる前にキャンセルしたら料金はどうなるのだろうということです。
あとで調べてみたら、欠航や遅延が決まる前でも「欠航懸念便」になれば変更やキャンセルが無料でできるようになるそうです。
知らなかった。



上空は視界良好

 今度はちゃんと飛んでくれましたが、まさかの人生2度目のプロペラ機でした。
追加料金などはかからず、便が変わっただけで中部国際空港を目指します。
でももともとこっちの方が料金は安いはずです。
もっとも今からだと倍近い値段になってると思いますが。

 上空はきれいに晴れていて、夕日を見ることができました。
久しぶりに日の光を浴びて、大げさですが太陽のありがたさを感じました。
新千歳からの乗り継ぎ便がまたまた遅延で大変でしたが、何とか無事に家に到着できました。


利尻富士の絵

 今回は台風はなかったので油断していましたが、2年連続の帰路便欠航。
もうしばらく飛行機はイイかな?っと思いました。
ハプニングはあったものの、楽しい旅行でした。

計画の段階で悩んで稚内→礼文→利尻にしたまわり順ですが、結果論で言うと逆順の方がよかったかなと思います。
利尻空港は天候悪化で飛行機が飛べなくなる回数が多いようです。
ただ旅行の一番最初から欠航よりはいいかな?
やっぱり悩みます。

2020年は、年始めから新型コロナウイルスで大変なことになっています。
この旅行をもう1年先延ばしにしていたら・・・。
しばらくは旅行しないようにします。
ただ天候は残念だったのでいつかリベンジしたい。
でもその前にまだ行っていない旭山動物園が先かな。
あーっ、早くコロナが終息しないかな。






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