BUTAの旅行記2010沖縄


 今回はいつもと違って家族旅行ではありません。
同じ職場の仲間との慰安旅行です。
とはいえ、旅行の企画を立てたのはほとんど私。
果たしてみんなに喜んでもらえるだろうか。
十分に下調べをしました。


日程
【1日目】
中部国際空港8:50 → 沖縄那覇空港1140 → 守礼そば(昼食)12:30 → 13:00ひめゆりの塔 → 14:00おきなわワールド文化王国・玉泉洞16:00 → 17:00万座毛 → 16:00ホテルリゾネックス名護(泊)

【2日目】
ホテル → 9:20美ら海水族館11:30 → 12:00備瀬のフクギ並木道・レストラン岬(昼食) → 13:30古宇利大橋 → 14:20ネオパークオキナワ → 15:50琉球ガラス → 18:00那覇市国際通(夕食) → ホテルサン沖縄

【3日目】
ホテル9:15 → 9:50首里城 → 12:00沖縄那覇空港 → 中部国際空港



中部国際空港


 今回もセントレアから出発です。
空港で見た中国東方航空の機体には、EXPO2010の文字がありました。
2010年は上海国際博覧会が開催されます。


沖縄行きチケット

 行きは沖縄直行便、帰りは福岡空港での乗り継ぎ便になりました。
JALの3251便の機材はB767です。
8:50予定通りに出発しました。


那覇空港到着

 沖縄那覇空港に到着しました。
ここからはジャンボタクシーを貸し切っています。
沖縄には電車がありません。
モノレールがありますが、そんなに長い距離ではありません。
だからあちこち観光しようとすれば、必然的に車が必要になります。


守礼そば

 お昼近いので、まずは腹ごしらえ。
空港にほど近い守礼そばにまっすぐ向かいます。
ここで沖縄そばをいただきます。
沖縄そばだけでも何種類もあるので、どれにしようか迷います。

守礼そば

 そばといっても日本そばや中華そばとは違います。
どちらかというとうどんの方が近いけど、それでもまだ違います。
上には肉の塊が乗っています。
スープはとても優しい味でした。
サラサラっと食べられて、ある程度ボリュームもありました。
しばらく食べていると、沖縄民謡の生演奏が始まりました。
いきなり沖縄感いっぱいです。


ひめゆりの塔入口


 おなかがいっぱいになったところで観光の開始です。
南部の方を先に回ります。
最初はひめゆりの塔です。
13:00到着しました。
空港からずっと南に行った海岸近くにあります。

沖縄のガマ

 沖縄にはどころどころにガマがあります。
ここの入口を少し入ったところにもありました。
地面が少しへこんでいて、洞窟のようになっています。
戦時中は、身を隠す大切な場所だったそうです。
タクシーの運転手さんからいろいろな話を聞けました。


ひめゆりの塔の慰霊碑


 ひめゆりの塔というとこの写真が出てきますが、まん中にある白いものは慰霊碑です。
その下にもガマがあります。
慰霊碑の右下にあるものが、ひめゆりの塔だそうです。


ひめゆりの塔


 これですね。
沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等学校の教師・生徒のためにまず建立されたのがこの塔です。
上の写真の慰霊碑はそれよりずっと後に建てられた、比較的新しい物だそうです。


おきなわワールド


 14:00おきなわワールド到着。
タクシーの運転手さんのあとをついて行きます。


おきなわワールド入口


 琉球王国村と玉泉洞とハブ公園があります。
ハブはやめました(笑)。


玉泉洞


 どちらからでも見学できますが、先に洞窟を見ます。


玉泉洞


 沖縄にもこんな鍾乳洞があるんですね。
石灰岩のもとは珊瑚礁なんでしょうか。


玉泉洞


 秋芳洞や龍泉洞などに比べたら小規模ですが、玉泉洞はそれなりに楽しめるものでした。


スターフルーツ


 鍾乳洞を出ておやつを食べようということになり、沖縄らしいフルーツを買いました。
スターフルーツは、星の形に見えます。
スターというよりヒトデか?
味は酸味はあるものの、柑橘系とは少し違う印象でした。
奥の白い果実は、何だったか忘れました。
チェリモヤだったかな?


エイサー広場


 エイサー広場です。
沖縄といえばエイサーというぐらいで、ここで見られるのはとても楽しみでした。
踊っている人はみんな若い人ばかりでした。


エイサー


 太鼓をたたきながら、躍動的に踊っていました。
初めて見たけど、元気をもらえました。


ハブ公国


 帰りがけの通路沿いに、こんなものがありました。
ハブ公国の入口に、ハブ酒に浸かったハブが飾ってありました。


沖縄自動車道


 沖縄ワールドを出て、北部に向かいます。
途中、自動車専用の高速道路を進みます。
私以外のみんなは車に揺られて寝てしまいましたが、せっかくの景色を見ないなんてもったいないです。


マングローブ


 途中の道路沿いに、マングローブを見られるところがちょくちょくあります。
タクシーが止まって、少し見学させてくれました。
カヤックやカヌーに乗らなくても、マングローブを見られるのです。


万座毛


 17:00万座毛到着。
駐車場からお土産の店を通り過ぎ、整備された遊歩道がずっと続いています。
しばらく歩いて行くと、象の鼻のような岩が見えてきました。


名護市の夕日


 ここはどこでしょうか。
名護市のどこかだと思いますが、タクシーの運転手が夕日を見に連れて行ってくれました。
ホテルの前を通り過ぎたので、美ら海水族館に近い方だと思います。


ホテルリゾネックス名護


 夕日を見終わって、ホテルに着きました。
今日のお宿は、ホテルリゾネックス名護です。
海に面していて、眺めはいいです。


夕食は居酒屋で


 夕食はホテル近くの居酒屋で。
沖縄らしい食事がリーズナブルに楽しめました。


海ぶどう


 プチプチした食感の海ぶどうです。
おいしいです。
今日はこれぐらいにしてホテルへ戻りました。


部屋から見る景色


 2日目の朝です。
ホテルの部屋から見た景色です。
海が広がっていました。
遠くの方は少しかすんでいました。


ホテル前の海岸


 このホテルから名護球場は近いので、プロ野球チームがキャンプをするころには選手がたくさん宿泊するそうです。
ホテルの目の前は海です。
夏には宿泊して泳げます。


海岸の石?


 海岸へ行ってみました。
石かと思ったら、ほとんどは珊瑚でした。
さすが沖縄です。


美ら海水族館入り口


 今日最初の目的地は、美ら海水族館です。
午前中ゆっくり見て回るつもりです。
ホテルからも近いので、すぐにつきました。


ジンベエザメのモニュメント


 入口にはジンベエザメのモニュメントがあり、記念撮影にもってこいです。
たくさんの人が、ここで写真を撮っていました。


ヒトデの仲間


 最初はこんなところからスタート。
2匹のヒトデはどちらも星形ですが、形は全然違いますね。


魚たち


 とってもカラフルな魚たちです。
沖縄らしい感じがします。
名前はよくわかりません。


チンアナゴとニシキアナゴ


 おなじみのチンアナゴです。
オレンジと白のストライプの方がチンアナゴだと思っていましたが、そちらはニシキアナゴでした。
グレーの方がチンアナゴです。


ジンベエザメ


 主役の登場です。
ジンベエザメを初めて見たのは大阪の海遊館でした。
大きくて優雅に泳ぐ姿は風格があり、みんなの人気者です。
美ら海水族館には2匹います。


水槽を上からのぞく


 ここには特別なツアーがあることを、下調べでチェックしてきました。
水槽を上から覗くことができます。
飼育員と同じ目線で魚たちを見られます。


上から見たジンベエザメ


 ジンベエザメも上から見られます。
普通の水族館では見られない光景です。
このツアーは申し込みが必要ですが、無料で体験できます。
先着順のようなので早めにどうぞ。


オキちゃん劇場


 オキちゃん劇場と書いてあるから、オキゴンドウイルカでしょうね。
ここは遠くから少し見ただけでした。
そろそろお昼です。


レストラン岬


 美ら海水族館から割合近いところにフクギ並木があります。
そこにあるレストラン岬で昼食です。
レストランというよりは、民宿のひと部屋という感じです。
誰かのサインが飾られています。


刺身と海ぶどう


 珍しい魚の刺身です。
ここでも海ぶどうがおいしいです。


備瀬のフクギ並木道



 レストラン岬のすぐ前の道です。
フクギ並木道は癒しの場所、神秘的な場所として人気のスポットです。


シーサー


 門のところにはシーサーが飾ってあります。
屋根や塀の上にある家もあります。


古宇利大橋へ


 島をぐるっと回るような感じで北へ向かいます。
ここには古宇利大橋があります。


古宇利大橋


 全長1,960mの長い橋です。
無料で通れる橋としては日本で第2位の長さです。
第1位は同じ沖縄県の伊良部大橋で3,540mもあるそうです。


古宇利大橋


 橋を渡りきったところで振り返った景色です。
海の水がとても透き通っていてきれいです。
それもあって、この橋はいろいろなテレビCMにたびたび登場します。


古宇利大橋


 渡りきったこちら側は古宇利島です。
浜に降りて古宇利大橋を眺めます。
この角度も、なかなかの眺めですね。


古宇利島


 3月とはいえ気温は高く、波打ち際では水遊びをする家族連れもいました。
きれいな海の水の中で遊びたくなる気持ちはよくわかります。


ネオパークオキナワ


 ここから南部の方へ戻っていきます。
その途中にあるネオパークオキナワに立ち寄ります。


ハイビスカス


 ここは沖縄らしい動植物園です。
ハイビスカスを見つけました。


ヤンバルクイナ


 ヤンバルクイナを初めて見ました。
沖縄を代表する鳥です。


アフリカクロトキ


 沖縄だけではなく、アフリカや南米の動物もいます。
沖縄だけだと種類が少ないからですね。


クビワペッカリー


 こぢんまりしたイノシシ?しっぽのない黒豚?
正解は中南米原産のクビワペッカリーです。
群れでえさを食べている姿がかわいいのでパチリ。


琉球ガラス


 琉球ガラスの工場です。


ガラス職人


 実際に作っているところを見学できます。
熱そうだなあと思います。
あっという間に形になっていきます。


国際通りの入口


 那覇市の中心部に戻ってきました。
タクシーとはここでお別れです。
国際通りの入口では、大きなシーサーが出迎えです。


沖縄料理


 夕食は通り沿いにあるお店で沖縄料理をいただきます。
写真はたぶんグルクンの唐揚げです。


沖縄民謡


 食事をしていると、生演奏が始まりました。
私でも知っている沖縄民謡が次々と歌われ、一気にムードが高まりました。
今日の宿は近くにあるホテルサン沖縄です。


モノレール


 3日目の朝です。
ホテルから見た景色です。
モノレールがすぐ近くを走っています。
3日目はモノレールで移動します。


ビルの壁


 モノレールに乗って景色を見ています。
するとこんな絵がいくつも飛び込んできます。


守礼門


 今日の目的地は首里城です。
おなじみの守礼門がお出迎えです。
そういえば2000円札、どこへしまったっけ?


首里城正殿


 守礼門からだいぶ歩いて、やっと正殿にたどり着きました。
工事中で、左側半分ぐらいは足場が組まれています。


玉座


 国王が座る玉座がある部屋を御差床(うさすか)というんだそうです。


那覇空港


 モノレールでそのまま空港まで戻ります。
これで今回の旅は終わりです。
タクシーでまわるところと、モノレールでまわるところをわけてコースを考えました。
行きたいところはまだ他にもありますが、それはまたの機会にします。
でも次は石垣島の方がいいかな。


計画の段階で行きたかったけど
行けなかったところ

【離島】
石垣島や宮古島など、沖縄県には離島がたくさんあります。
行きたいところは多数ありますが、まずは本島ですね。
離島は次の機会にします。

【斎場御嶽】
斎場御嶽は「せーふぁうたき」と読みます。
神が降臨する場所という意味だそうです。
大きな岩と岩の隙間を進まないと行けない場所です。

【海の中】
沖縄とはいえ3月ではまだ無理かと思い断念。
これも次の機会に。



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