BUTAの旅行記 韓国(ソウル)


 韓国へは2000年と2005年の2回行きました。
どちらもソウルへのツアーです。
ただ大きな違いがひとつあります。
それは、1回目は名古屋空港出発・金浦国際空港到着、
2回目は中部国際空港出発・仁川国際空港到着というところです。

2000年日程
【1日目】 名古屋空港9:30 → 11:35金浦国際空港 → ソウル市内観光・昌徳宮・(昼食) → ホリデイインソウルホテル(泊)
【2日目】 ホテル → 板門店観光(昼食) → 自由行動(コリアハウス・ウォーカーヒルカジノ) → ホテル(泊)
【3日目】 ホテル → 自由行動(戦争記念館) → 金浦国際空港19:00 → 20:50名古屋空港

2005年日程
【1日目】 中部国際空港9:05 → 11:15仁川国際空港 → ソウル市内観光・昌徳宮・仁寺洞(昼食) → ハミルトンホテルイテウォン(泊)
【2日目】 ホテル → 自由行動(統一展望台・自由の橋観光・東大門市場・明洞) → ホテル(泊)
【3日目】 ホテル → 自由行動(南大門市場) → 仁川国際空港18:20 → 20:00中部国際空港



名古屋空港の掲示板(2000年)


 1回目の2000年の旅行は、大韓航空のプレステージクラスでした。
エコノミーよりも座席が広く快適でした。
座席の前方にはカーテンがあり、それより先はなんとコクピットでした。
コクピットと客席の間がカーテン1枚って信じられませんでした。
一緒に行った同僚がそのカーテンを勝手に開け、ハングルで怒られていました。
悪いやっちゃ。


金浦国際空港

 名古屋からソウルまでは約2時間。
北海道へ行くより短時間でつきます。
機内食なんて出しているヒマはありません。


ソウル郊外の道路

 空港からソウル市街までは車で移動。
日本車そっくりの車がいっぱい走っていますが、トヨタやホンダなどのマークは一切入っていません。
それだと売れないから…と添乗員が言っていました。
日本との壁はこんな所にもあります。


昌徳宮(チャンドックン)

 昌徳宮はソウル市内観光おきまりのコースに入っているスポットです。
ここは2回とも行きました。
歩くコースまで一緒です。


昌徳宮の屋根の飾り

 屋根の内側がきれいだったので、写真を撮りました。
彩色が韓国らしいです。


臨津閣(イムジンカク)公園の戦車

 臨津閣(イムジンカク)公園にも2回行きました。
戦車や戦闘機が何台か並んで展示されていました。


臨津江を渡る橋

 臨津閣公園の近くに自由の橋があります。
その向こうにイムジン駅とトラサン駅をつなぐ京義線の橋で、臨津江を渡る唯一の橋があります。
右側に少し見えるのが壊された古い橋脚です。
橋の向こうに板門店があります。


板門店ツアー

 1回目の旅行では、オプショナルツアーで板門店に行くことにしました。
板門店は非武装地帯(DMZ)にあり、北朝鮮との軍事境界線(38度線)が見られるところです。
 左側の水色の建物が韓国側(国連軍)、右側の白っぽいのが北朝鮮側の板門閣です。
兵士の軍服は国連軍がダークグリーン、北朝鮮がこげ茶色でした。


会議場建屋

 水色の建物の中に入ることができます。
部屋の真ん中にちょうど38度線があります。
この建物の中だけ38度線を越えることができます。
 警備の兵士はこの姿勢でずっと立っています。
ピクリともしません。
兵士と一緒に記念写真を撮っても大丈夫です。


北朝鮮の板門閣



平和の家

 書き忘れていましたが、板門店へ来る前に国連軍のキャンプ(キティホーク)へ連れて行かれます。
そこで国連軍の正式なゲストの証拠としてゲストバッヂを胸につけます。
さらに「訪問者(見学者)宣言書」にサインをさせられます。

 「統合警備地区への訪問者は、下記を読み、そして署名することを要求されます。
1.板門店の統合警備地区の見物は、敵性地域への立ち入りを伴わない。敵の行動(活動)によっては危害を受けるまたは死亡する可能性があります。 ・・・事件・事変を予期することはできませんし、国連軍、アメリカ合衆国および大韓民国は訪問者の安全を保障することはできませんし、敵の行う行動に対し、責任を負うことはできません。・・・」

 所どころ変な日本語で書いてありますが、要するに死んでも知らないよという内容です。
署名を拒否すれば、当然連れて行ってもらえません。
否が応でも緊張感が高まります。
それにしても北朝鮮ではなく「敵」ですか。


帰らざる橋

 単なる道に見えますが、ここで戦争捕虜の交換が行われたそうです。
この橋をどちらに行っても二度と帰ってこられないという意味です。


オドゥ山統一展望台

 2回目の旅行の時は、ここから北朝鮮側を眺めました。
展望台の建物の中には、朝鮮半島での歴史が学べるシアターもあります。


統一展望台から見た北朝鮮

 展望台から見られる北朝鮮の宣伝村(ギジョンドン村)です。
立派な建物がいくつも建っていますが、人は住んでいません。
住んでいるように見せかけているわけです。
たぶん韓国側も同じだよって北朝鮮が自国の兵士に納得させるためじゃないかな?


海岸にある監視所

 韓国と北朝鮮は海でつながっているため、少し船を出せばすぐに亡命できるんじゃないの?と思うわけですが、海岸線には一定の間隔でこんな監視小屋があります。
また、海岸近くには有刺鉄線の柵がずーっと続いています。


コリアハウス(韓国の家)出演者

 夕食はコリアハウスというところで宮中料理のフルコースをいただきます。
ここでは食事をしながら伝統芸能の観劇ができます。
舞台右下に日本語の字幕が出る電光掲示板があるので、意味はわかります。
終わったあと、写真のような出演者たちと記念写真も撮れます。


現地の添乗員



南大門市場



南大門市場


 海外ツアー旅行は添乗員次第でどうにでも変わります。
1回目の添乗員はひどいオバチャンでした。
「日本人は金づる」という感じの人でした。
東大門市場へ行きたいというと全く違う所へ連れて行かれ(有料)、そこは添乗員と結託している店の前でした。
何か買えとしつこく店員がつきまとって困りました。
 写真は2回目の旅行での添乗員さんです。
日本語を勉強中という人で、前の添乗員とは違い、とっても親切でいろいろとよくしてくれました。
こういう人ならお金を使ってもいい・・・という気になります。

 お土産は東大門市場(トンデムンシジャン)や南大門市場(ナンデムンシジャン)で買います。
こういう読み方ができないとタクシーには乗れませんが、全部ガイドブックに載っています。
支払いはすべて「円」が使えるのもとても便利です。
ただしレートは向こうの言いなり、というかどんぶり勘定です。
日本語が通じる店がたくさんあります。
それだけ日本人観光客がたくさん来るということです。
 食事もこういうところですれば、本当に安くすみます。
ただし、ラーメンはすべて乾麺です。
インスタントラーメンを食べているような感じで、ちょっと損した気分になります。
また、現地の人向けの料理の中にはハンパなく辛いものがあります。
苦手な人は、サンプルをよく見てから注文する方がいいでしょう。
ツアーに最初から入っている食事は、日本人向けに作られているということなのでしょう。

 自由行動での足は、もっぱらタクシーです。
日本よりずっと安いです。
何人かで乗れば、日本のバスぐらいの料金です。
これだけ安いなら、地下鉄なんか乗らなくても大丈夫です。
市の中心部に何車線もある道路が走っているので、渋滞もありませんでした。
逆に、タクシーは平気で時速100kmを超えていました。
 カジノのウォーカーヒルは、ホテルからけっこう距離があります。
でもタクシーなら短時間で低料金で連れて行ってくれました。


 ハミルトンホテルイテウォンからの景色

 1回目の旅行はホリデイインソウル、2回目はハミルトンホテルイテウォンを利用しました。
どちらも超一流ではないですが、このあたりのクラスなら十分です。
枕元にはチップを置く習慣が韓国にはあります。
でも余ったコインで十分です。


 冷蔵庫の中身

 冷蔵庫の中身は値段が高いので飲みませんが、写真には撮っておきます。
ファイブミニやポカリスウェットなど、おなじみのものが全部ハングルで書かれています。
 ホテルの近くにコンビニがあるので、ほしいものはそこで買います。
会話なんてできなくても、お金さえ払えば大丈夫です。
ついでにお土産もたくさんコンビニで買いました。
おみやげ屋と全く同じものが半値ぐらいで買えます。


テレビのニュース番組

 テレビのニュース番組です。
ちょうどアメリカのライス国務長官が韓国を訪問している最中でした。
 下の写真ははクイズ番組らしいです。
日本の方が番組制作にお金をかけている気がします。


テレビのクイズ番組
 韓国では食事とショッピングを存分に楽しみました。
焼き肉をはじめ、食べ物がとてもおいしいです。
カルビは高いけど何皿もおかわりしてしまいます。
 肉ははさみで切ります。
鉄のお箸で食べます。
割り箸はありません。
爪楊枝は緑色をしていて食べられる素材(トウモロコシ)でできています。
韓国では環境に配慮して、使い捨て製品が禁止されているんだそうです。


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